[ リハビリ関連英語文献・論文レビュー講座 ]

[ 理学療法・スポーツ外傷関連英語文献・論文：#1 ]


１．論文名
　：PHYSICAL THERAPY INTERVENTION
　　STRATEGIES FOR PATIENTS WITH PROLONGED
　　MILD TRAUMATIC BRAIN INJURY SYMPTOMS
　　: A CASE SERIES


２．雑誌名・論文発表年など
　：The International Journal of Sports Physical Therapy　
　（Int J Sports Phys Ther. ）
　　2015年10月（2015 Oct;10(5):676-89. ）



３．アブストラクトの閲覧
　：無料で可能

　　＊　2015年11月6日に
　　　　PubMed.govで検索時には
　　　　無料で閲覧可能でした。


４．全文のダウンロード・PDF閲覧
　：無料で全文のPDF取得可能
　　

　　＊　2015年11月6日に
　　　　PubMed.govで検索時には
　　　　無料で全文PDFの閲覧は可能でした。


５．コメント
　
現在の日本は、
高齢化社会の影響もあり、
理学療法士の方がご活躍されている
臨床現場では、
大腿骨の頸部骨折や、脳卒中後の片麻痺、
その他、内科疾患などでの
何かしらの理由により筋力低下がある方に
対する支援を経験される方が
多数を占めているのではないかと思います。


一方で、
理学療法士と整形外科医と共同して、
スポーツ外傷に対するリハビリテーションの
外来のサービスなどを
提供している病院・施設もあり、
スポーツ外傷領域で、
理学療法士をされている方も
いるのではないかと思います。



今回取り上げさせていただく論文では、
スポーツ外傷などによる

「 mild Traumatic Brain Injury 」(mTBI)

　＊　軽度外傷性脳損傷

「 Post-Concussion Syndrome 」(PCS)

　＊　脳震盪後症候群

への、
理学療法の支援についての論文のようです。



スポーツ外傷などで
外傷性の脳損傷が起きている場合、
頸部の外傷も考慮に入れる必要も
あるのではないかと思います。


また、
脳の外傷の程度によっては、
バランス機能の低下や、
各種高次脳機能障がいを始め、
より症状が複雑になるのではないかと思いますが、
今回の論文では、
理学療法士の評価や支援などについて
ケースをもとに、
述べられているようです。



関心のある方は論文の
全文もチェックしてみてください。





[ 以下に当てはまる方は要チェック ]

・スポーツ外傷と理学療法に関心がある。

・軽度外傷性脳損傷への理学療法支援のプロトコルに関心がある。

・軽度外傷性脳損傷への理学療法評価に関心がある。




論文名
　：PHYSICAL THERAPY INTERVENTION
　　STRATEGIES FOR PATIENTS WITH PROLONGED
　　MILD TRAUMATIC BRAIN INJURY SYMPTOMS
　　: A CASE SERIES

雑誌名・論文発表年など
　：The International Journal of Sports Physical Therapy　
　（Int J Sports Phys Ther. ）
　　2015年10月（2015 Oct;10(5):676-89. ）

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